[閑談、総てを統べる大樹に寄り添い生きる輩]

かみがみのたそがれ　かんだんすべてをすべるたいじゅによりそいいきるやから
神々の黄昏-Destiny of Deities-[閑談、総てを統べる大樹に寄り添い生きる輩]
作詞：光施　作曲：光施　歌唱：GUMI

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【ルビ表示無し（歌詞転載可）】

九つの世界を支える、それは、それは、巨大な、
梣に寄り添う輩は、今日もいつもと変わらず。

あ、紹介が遅れました。私は、『栗鼠』。
それぞれの間に立ち、幾千の情報を伝達しています。

まずは木の頂をご覧あれ。
あれは、『鷲』。
吹き荒ぶ風は奴の仕業。
好物は死体。
いやはや、共感出来ませぬ。
翼を広げた姿は良いと言っておきましょう。
それでは次は正反対に木の根をご覧下さい。
あれはただ寒い場所にある泉です。

たくさん居る中の
一匹、『蛇』。
根を齧る事が奴の日課。
嗜好は吸血。
どうやら、死者の岸にて、
狼と共に楽しんでいらっしゃるみたいです。
ただ、鷲と蛇は基本的に仲が悪うございまして、
罵りあっているのですが、
それを中継しているのは、私でして、
何の身にもならない事を伝える辛さが分かりますか？

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【ルビ表示有り（歌詞転載不可）】

九つの世界を支える、それは、それは、巨大な、
梣（たいじゅ）に寄り添う輩は、今日もいつもと変わらず。

あ、紹介が遅れました。私は、『栗鼠（ラタトスク）』。
それぞれの間に立ち、幾千の情報を伝達しています。

まずは木の頂（うえ）をご覧あれ。
あれは、『鷲（フレースヴェルグ）』。
吹き荒ぶ風は奴の仕業。
好物は死体。
いやはや、共感出来ませぬ。
翼を広げた姿は良いと言っておきましょう。
それでは次は正反対に木の根（した）をご覧下さい。
あれはただ寒い場所（ニヴルヘイム）にある泉（フヴェルゲルミル）です。

たくさん居る中の
一匹、『蛇（ニーズヘッグ）』。
根を齧る事が奴の日課。
嗜好は吸血。
どうやら、死者の岸（ナーストレンド）にて、
狼と共に楽しんでいらっしゃるみたいです。
ただ、鷲と蛇（こいつら）は基本的に仲が悪うございまして、
罵りあっているのですが、
それを中継しているのは、私でして、
何の身にもならない事を伝える辛さが分かりますか？

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