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ベルセリアの地名の元ネタを調べてみた(英語表記追加等)

 
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ゼスティリアのときにもやりましたが、
『アーサー王』が元ネタということで、ベルセリアに関しても地名を調べました。
本当は全ての最後に「?」をつけたいです。
公式で「ここから取ったよ!」とは言っていないので。
これは、一つの説として捕らえてもらえると嬉しいです。
ここのサイトでこう言ってたぜ!とか言い触らされても困ります。
ちなみに情報源は大体ウィキペディア。

一応、ネタバレ注意。

※外国版より英語表記を追加

【街】
東の断崖都タリエシン
Taliesin – Cliff City of the East
タリエシン
カンブリアの吟遊詩人。
アーサー王の宮廷詩人だったという説もある。

郷愁誘う村アバル
Aball – Village of Longing
afal(ウェールズ語/読みはアバル)、aval(ブルトン語)、abal(ケルト語)
「リンゴ」の意味。
アーサー王最期の地、「アヴァロン」もここから名づけられた説が有力。

静なる北の都ヘラヴィーサ
Hellawes – Tranquil Boreal Capital
ヘラヴィーサ
アーサー王伝説に登場する女性。魔女。
ランスロットの気を惹こうと魔法を使って誘惑するが、ランスロットはギネヴィアに興味があった為、拒絶される。
英語の読みはヘラヴィース。

雪積もる村ビアズレイ
Beardsley – Snow-covered Hamlet
オーブリー・ビアズリー?
イギリスのイラストレーター、詩人。
「アーサー王の死」(作トマス・マロリー)の挿絵を担当。
ちなみに挿絵の代表作に、「サロメ」(作オスカー・ワイルド)がある。
また、「アーサー・シモンズ」という人物と雑誌を出版している。
英語の綴りがこの人物と同じなのでやはり元ネタはこの人物?
「hamlet」は、「village」よりも小さい村のこと。村落や集落と呼ばれるものが該当。

氷雪の街メイルシオ
Meirchio – City of Ice and Snow
メイルシオン
マーク王の父。
Zにて「遺構窟メルシオ」というダンジョンがある。
位置などを考えても関連はなさそうなので、使っていたのを単純に忘れていた?

水辺の村レニード
Reneed – Waterside Village
ライネット、エニード?
「国王牧歌」に登場する人物。
英語の表記でも元ネタを特定できなかった。

対魔士の塔ロウライネ
Lothringen – Tower of the Exorcists
ローライネ
国の名前。「ロトリンゲン」とも。
円卓の騎士の一人であるローエングリンと皇女べライエとの関係で勘違いした両親が、
ローエングリンを讃えるためにつけた名前。
建物の形状、元ネタから、Zでの「塔の街ローグリン」に間違いない。
英語では「ロトリンゲン」に変更された。

交易の中心地ゼクソン港
Port Zekson – Crossroads of Commerce

栄光ある王都ローグレス
Loegres – Jewel of the Empire
ログレス
アーサー王の国。
ちなみにログレスの都は「キャメロット」。
Zにて「キャメロット大陸橋」がある。

開拓の村ストーンベリィ
Stonebury – Pioneer Settlement
グラストンベリー
イギリスにある地名。
アーサー王最期の地である「アヴァロン」があった場所の説の一つ。
住民との(!)マークでの会話(主に鐘の話)から、Zでの「職人の街ラストンベル」に間違いない。

採掘拠点カドニクス港
Port Cadnix – Mining Base

南洋の都イズルト
Yseult – City of the Southern Seas
イズルト
イゾルデとも。アーサー王伝説に登場する女性。
円卓の騎士、トリスタンの恋人。「トリスタンとイゾルデ」で有名。
ちなみに、Zに「トリスイゾル洞」がある。

古き信仰の村ハリア
Haria – Home of Old Beliefs
ハーリアー?
ギリシア神話の海の女神、タラッタの子。

辺境地リオネル島桟橋
Lionel Island Wharf – The Frontier
ライオネル
円卓の騎士の一人。
英語はライオネル読み。

【ダンジョン】
赤き樹海モルガナの森
Morgana Woods – Crimson Sea of Trees
モーガン・ル・フェイ
アヴァロンを統治する九姉妹の長女。
「カムランの戦い」で負傷したアーサーをアヴァロンに連れてきた。
ちなみにZにて「モーガン大滝」と「水の試練神殿ルーフェイ」がある。
位置的に未来の姿か。

監獄島タイタニア
Titania – Island Prison
タイタニア
ティターニアとも。妖精の女王。オベロン(妖精王、アルベリヒに由来)の妻。
ちなみに、オベロンはモーガン・ル・フェイの子で、
アルベリヒが守っていた宝をジークフリートが征服。

北の洞窟ハドロウ沼窟
Hadlow Hollow – Cavern in the Northern Marsh

「Hadlow」という地名はイギリスに実在するが、元ネタかは不明。

北の関所フォルディス遺跡
Faldies Ruins – Northern Checkpoint

大地脈湧点キララウス火山
Mount Killaraus – Lifespring Font
キララウス山
アイルランドの伝説の山。
勝利の記念碑の制作依頼を受けたマーリンは、魔法でキララウス山にあった石を移動。
いわゆる、「ストーンヘンジ」となる。

緑の迷宮ワァーグ樹林
Warg Forest – Emerald Labyrinth
ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー
作曲家。『ローエングリン』や『トリスタンとイゾルテ』などのオペラを制作。
位置的に、Zの「リヒトワーグ灰枯林」であろう。

地底間道西ラバン洞穴
West Laban Tunnel – Underground Passage
地底間道東ラバン洞穴
East Laban Tunnel – Underground Passage

一応、旧約聖書に登場する人物として、「ラバン」はいるが、関係なさそう。

海門要塞ヴォーティガン
Vortigern – Sea Gate Fortress
ヴォーティガン
ブリタンニアにいたブリトン人。
傭兵としてサクソン人を招きいれた。
しかしそれらの行動によりブリトン人は争いに敗れる。

深き湖沼地帯ガリス湖道
Galles Lake Road – Yawning Wetlands
ガレス?
円卓の騎士の一人。アーサーの甥。「ボーマン」とも。
ガレスの死が円卓の騎士の崩壊につながった。
英語が「Gareth」だったら確定だが違うため、元ネタか不明。

妖霧湧くダヴァール森林
Davahl Forest – Fog-shrouded Mystery/span>

業魔の巣ザマル鍾洞
Zamahl Grotto = Den of Daemons
ザ・マル?
ロンドンにある通り。

忘れられた遺構イボルク遺跡
Yvolg Ruins – Forgotten Edifice
インボルク?
ケルト神話の女神であるブリキッドの聖日であり、
春の到来を祝うケルト民族の祭り。
グランストンベリーの山にある塔で、ブリキッドの乳搾りの姿を見られるらしい。

採掘廃墟ヴェスター坑道
Vester Tunnels – Old Mining Site

南方遺跡聖殿パラミデス
Palamides Temple – Southern Ruins
パロミデス
パラメデスとも。唸る獣を探した円卓の騎士の一人。

旧王国の故地ベイルド沼野
Baird Marsh – Domain of the Old Kingdom

実験空間ザ・カリス
Hexen Isle – An Island Wiped from Existence
カリス
キリスト教の儀式で使われる『聖杯』のこと。
『聖杯戦争』の『聖杯』とは異なり、日本語は同じだが、外国語は違う。

【フィールド】
静寂なるプルナハ湖畔崖道
Perniya Cliffside Path – Along the Silent Shores

氷雪舞うフィガル雪原
Figahl Icecaps – Land of Dancing White

生存限界域ガイブルク氷地
Gaiburk Ice Field – Edge of Survivability

水音切々ノーグ湿原
Fens of Nog – Secluded Waters
ティル・ナ・ノーグ
トゥアハ・デ・ダナンが戦いに敗れた後に移住した地。「常若の楽園」とも。

大陸接点ブルナーク台地
Burnack Plateau – The Great Junction

中央幹線ダーナ街道
Danann Highway – Lifeblood of Trade
ダーナ神族
トゥアハ・デ・ダナンのこと。
英語は「ダナン」に変更された。

躍動する大地アルディナ草原
Aldina Plains – Land of Vitality

風鳴く谷ブリギット渓谷
Brigid Ravine – Valley of Howling Winds
ブリギット
ケルト神話に登場する火や豊穣、詩の女神。

南国の潮騒マクリル浜
Maclir Beach – Thundering Southern Seas
マナナン・マクリル
ケルト神話の神。海神。異界の支配者。

奇岩覆う磯場マーナン海礁
Manann Reef – Wondrous Rock Formations
マナナン・マクリル
上記参照。

【人物】
アルトリウス・コールブランド
アルトリウス
アーサー王の名前の由来の説の一つ。
コールブランド
エクスカリバーの別名の一つ。

パーシバル
パーシヴァル
円卓の騎士の一人。聖杯探索に成功。

ランスロット・キャスパリーグ
ランスロット
円卓の騎士の一人。
キャスパリーグ
「アーサー王伝説」に登場する豚から生まれた猫。
生まれると災禍をもたらすとの予言から海峡へ捨てられる。
その後拾われ成長した結果、予言通りになり、多くの戦士が退治をしようとしたが敗れた。
最終的にアーサー王に退治される。

マジギギカ・ミルディン・ド・ディン・ノルルン・ドゥ
ミルディン
中世のウェールズ伝説に登場する人物。預言者、あるいは狂人。
マーリンのモデルとも。
エクター・ド・マリス?
円卓の騎士の一人。ランスロットの弟。
ドー?
グリフレットの親。
ディンドラン?
パーシヴァルの姉妹。

クローディン
クローディン
フランク王のクローダスの子。

【おまけ】
誓約
ケルト神話に登場する、「ゲッシュ」の日本語訳。
元々は、優れた者が運命によって定められた禁忌。
次第に、人に行動を強いる呪術に。
クー・フーリンも誓約を破り(破らされたという説も)、身体が動かなくなったところを刺されるという話もある。

終わり。

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